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日本一周 たそがれの旅

 念願の日本を一周する旅を終えました。そして、また、きれいな夕陽を求めて新たな旅に出発します。

2017年3月7日

<追加>2017.8.13

「ヘンテナ」、けっこう指向性があります。

強電界地域では、あまり気になりませんが、
弱電界地域では、アンテナ素子を放送局の方向に会わせると、受信感度が上がります。
アンテナを立てるとき、支柱を回せるようにすると良いと思います。
地デジが垂直偏波の所もあるので、そんな時はお手上げ。

「ヘンテナ」を持って旅をしてみての感想。
平野部であれば、たいていの所で、テレビが見られます。
木が多い所では、なかなかむずかしい。
小さいので収納にも便利です。


こんにちは

関東平野では、春がもうすぐそこまで来ていて、暖かい日が増えてきました。
あいかわらず、旅ブログに書けるようなことをしていなくて、ブログを放置してしまいました。

暖かい日は、春の農作業をしています。
その合間に、ちょこちょことテレビアンテナ作りをしていました。
やっと完成したので報告します。(3日もあれば出来る作業を1ヶ月かけてしまいました。)

前回報告した「ヘンテナ」と言われる地デジアンテナを作成します。
0-ヘンテナ-001

アンテナ素子は、4mmの銅パイプ。アンテナのポールは、電気配管用の18mmの塩ビパイプを使用しました。

まずは、4mmのパイプを曲げて、アンテナ素子の形状を作ります。
1-P1060583.jpg
2本で、300mm×100mmの4角のループになります。

そもそも、アンテナ素子の材料は、高価な銅のパイプである必要はなくて、材質はアルミで、板材や細い線でも問題ないらしいです。
今回、はんだ付けで作成したかったのと、ちょっと見た目も良いのではないかと。

寸法をぴったりにするため、曲げジグを作成しました。(板は、ギャレーを改造した時の廃材)
2-P1060584.jpg
3-P1060585.jpg
ガイドに合せて、300mm×50mmに加工しました。

次に、塩ビパイプにアンテナ素子を取り付ける穴を開けます。
4-P1060587.jpg

そして、その穴にパイプを通して、はんだ付けします。
5-P1060599.jpg
6-P1060604.jpg

電気的、機械的にしっかり接続できるように、パイプの中に銅線を入れてはんだ付けしました。
7-P1060600.jpg

曲げたアンテナ素子を塩ビパイプに通してはんだ付けして、接着剤で固定して、アンテナ本体の完成です。
8-P1060602.jpg
直角に2本、300mm×100mmの銅パイプのループが出来ました。

次に、信号を取り出す金具を作って、
9-P1060595.jpg

アンテナ本体の下から100mmの位置にはんだ付けしました。
10-P1060611.jpg
(アンテナ素子が少し上下にずれているので、金具も斜めになっています。)

地デジ用「ヘンテナ」の完成です。
11-P1060610.jpg


白いペンキを塗るのも良いかなと思っていましたが、銅パイプがキラキラしてなかなか良い感じなので、塗装せずに、このまま使用することにしました。

軽キャン風に取り付けて、アンテナコードを配線しました。
12-P1060616.jpg
13-P1060615.jpg
14-P1060617-1.jpg

たくさんの「ヘンテナ」に関するホームページやブログを参考に、なんとか形になりました。ありがとうございます。

すこしでもテレビが良く見えるように、アンテナ位置を高めにしました。
軽キャン風の屋根の上、1mほど。
ちょっと高めなので、走行時は外します。

今回作成した「ヘンテナ」は、水平偏波の地デジ用です。(この形で、水平偏波用になります)
ほとんどの地域の地デジは、水平偏波だと思うので。
そして、アンテナの形状から指向性も少ないため、放送局の位置を気にする必要もありません。
車中泊をしながら、各地を旅するには、なかなか使いやすい地デジアンテナです。

ひらけた場所に行って、テレビを視聴してみました。
ブースター無しで、なんとか、群馬テレビが見られるレベルです。

我が家(埼玉県深谷市)の最寄りの電波塔は、なぜか垂直偏波です。一番近い水平偏波のテレビ局は、群馬県前橋局で、かなり遠い。屋根の上のアンテナなら問題ないのですが、車では、家の前の道路ではちょっと厳しい。

受信感度を測定する装置は無いので、正確にはわかりませんが、弱電界地域で快適にテレビを見るのは、難しいかもしれない。
地デジ用のブースター(数千円)を手に入れるつもりです。

<追加 3月10日>
シュペルトップを作ってみました。
正直、全く原理が理解できていないので、効果のほどは不明。(まともに出来ているかも不明)dondoncubさんのリクエストの接続部も写真に撮りました。

まず、アンテナケーブルから、網線をとって、ケーブルの被覆の上にかぶせます。
ケーブルの85mmの位置の被覆をはがして、はんだ付けします。
15-P1060625.jpg
16-P1060626.jpg
ちょっと雑かな。くわしくは、シュペルトップバランで検索してみてください。

網線は、ビニールテープで保護します。(収縮チューブの方が、きれいに仕上がりそうです。)
網線と芯線に丸端子をかしめて、配線の準備。
17-P1060627.jpg

金具に端子をネジ止めして、配線終了。
18-P1060629.jpg

シュペルトップの効果は、雑なせいか、ほとんど変化なしでした。
受信レベルは、こんな感じ。群馬テレビがなんとか見られるレベルです。
19-P1060621.jpg
(放送局から、約55Kmほどの距離です。)

一応、テレビは見られましたが、良く原理も解らず適当に作っています。
「ヘンテナ」は、本当はもっと高性能なのかもしれない。

「ヘンテナ」は、車の屋根の上に立っていると、手作り感があって、ちょっといい感じです。
でも、しっかり地デジを見たいなら、市販の大きな感度のよいアンテナを設置した方がいいかも。




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楽しい記事ありがとうございます。
リクエスト:給電部分(アンテナと同軸線の接合部)がもっと見たいものです。
ありがとうございます。

2017.03.07 16:21 URL | dondoncub #MBLqw2WI [ 編集 ]

dondoncubさん

おはようございます
コメントありがとうございます。

アンテナと同軸線の接続部、載せました。
あまり詳細に写真を撮ると、できの悪さも露呈してしまいます。

2017.03.10 10:40 URL | 深谷ねぎ #- [ 編集 ]

ご丁寧にありがとうございます。
市販のものより手作りが迫力ありますよ。
当方現在バイク(カブ)旅ですが、70歳なので、そろそろ車旅にしようとしてます。そうなると、老眼に優しい大画面のTVもプランしております。貴重な写真ありがとうございました。

2017.03.16 15:11 URL | dondoncub #MBLqw2WI [ 編集 ]

こんにちは。
私もヘンテナを作って見ました。ヘンテナは2/3λの方がよく映りますよ

2017.09.27 16:47 URL | nhliei #- [ 編集 ]

ワンセグテレビ電波受信できない。放送エリアで

2021.03.01 21:21 URL | 田口蓮 秋田県由利本荘市 #BRHX8E.2 [ 編集 ]













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